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始まりへの旅
歌:Ceui 詞:畑亜貴 曲:小高光太郎
名(な)もない夜(よる) 闇(やみ)の深(ふか)さ
持(も)て余(あま)す 唯(ただ)ひとりで
安(やす)らぎなど 置(お)いてきたわ
星明(ほしあ)かり 頬照(ほおて)らせば
やっと笑顔(えがお)で
眠(ねむ)れるかしら
崩(くず)れ去(さ)った 幻(まぼろし)たち
また始(はじ)まりへと 旅(たび)をしてみたい
悲(かな)しみをこめて誘(さそ)うの
今(いま)ほんの少(すこ)し 夢(ゆめ)うつつのはざま漂(ただよ)えたら
嗚呼(ああ)わたしに 明日(あす)はいらない
ひたすら恋(こい)う 静寂(せいじゃく)さえ
人々(ひとびと)は すぐ散(ち)らして
祈(いの)りはもう 伝(つた)わらない
「幸(しあわ)せになれ」願(ねが)えど
きっと知(し)らずに
与(あた)えながらも
求(もと)めていた 無償(むしょう)の愛(あい)
風立(かぜた)ちぬ心(こころ) ふと知(し)った想(おも)い
遠(どお)ざかる日(ひ)には伝(つた)えよう
ねえ定(さだ)めの中(なか) 時巡(どきめぐ)りながたも叶(かな)えましょう
地(ち)にかがやく光降(ひがりふ)れよと
綺麗(きれい)な青(あお)だと 眠(ねむ)りながら思(おも)ったの…
また始(はじ)まりへと 旅(たび)をしてみたい
悲(かな)しみを込(こ)めて誘(さそ)うの
今(いま)ほんの少(すこ)し 夢(ゆめ)うつつのはざま漂(ただよ)えたら
嗚呼(ああ)わたしに 明日(あす)はいらない
終わり